Goppachi's blog

乗らなきゃ何も始まらない!。。。はず

ツールドオキナワ 100km オーバー40

ツールド沖縄に参戦するようになって初めて100kmのオーバー40というカテゴリーにエントリー。展開次第とはいえ、どこまで走らせてもらえるかなぁ。
ホテルからスタート地点の「奥」まで送ってもらいサッサと準備したつもりだけど、何度も同じ事を確認してしまう。
つまり、超緊張状態のピリピリモード。周りにいたチームメイトの皆様すいませんでした。

スタート予定時間から25分遅れて集団の中段からローリングスタート。坂を登りきる前に先頭が見える範囲に入れればOKと思っていたので、焦る必要は皆無。ゆっくりと様子見。海岸沿いに出てもそれほどスピードも上がらなかったので、与那から始まるであろう攻防に備えて補給。
与那から普久川ダムまでの登りはマイペースで登る。

あれ?もしかして、自分は先頭に出ちゃった??
KOMポイント、給水ポイントを過ぎて高江までのアップダウンを進んでいく間に210、140クラスから溢れた選手が混じってきてかなりの集団になった気がする。
ただ、先頭交代に加わってくれるのは自分を含めた100km組数名のみで我々100km先頭集団の順位争いを後方で静観していてくれた。

100kmの先頭集団メンバーのゼッケンを確認すると皆さん前年20位以内でゴールしている方々ばかり((((;゚Д゚)))))))  
そこに自分ひとりは2284とバカでかいゼッケンナンバー
完全に場違いですな(笑)

場違いを証明するかのように、スタートして60km過ぎ左太腿が攣りそうな信号。どうにかして誤魔化そうと意識を太腿に意識をし過ぎて、今まで慎重にインナーに落としていたのにラフに扱ってフロントギアをシフトチェンジ。
チェーンが外れてしまい止まる羽目に。速攻で戻して、先に行ってしまった集団を追い、幸いにも集団復帰成功したまでは良かったが、もう脚はいつ完全停止してもおかしくない状態。
そんな状態になりながら山場となる羽地ダム登りへ突入。

ダンシングに入った途端、両足同時に攣った。もう悲鳴を上げることすら出来ず悶絶しながらストップして集団から離れて順位争いから脱落。
レース終了の瞬間。

でも、ゴールは10km先。何より観戦に来ている仲間がいる場所は目と鼻の先。集団に残っている姿を見せる事は出来なくなったわけだが、諦めた姿だけは晒したくなかった。
トンネルと共に見えて来た仲間のみんな。
あの時出来る全力で、みんなの前を通り過ぎて最終関門の川上を通過。
残り6km。国道58号を単騎で頑張って脚を回しているけど、サッパリスピードが乗らない。残り距離の看板だけを支えにして何とか堪えて3時間15分の10位でゴール。

何をするわけでもなく集団に混じってしまい、勝負する前の顔合わせの段階で実力通りの力負けをして、只々尻尾を巻いて逃げ出すという納得するとかしないとかの問題以前の2015年の最終レース    ツールドオキナワ   でした。

今から来年の事を考えても仕方が無いと自分は思っているので、いつものコースを今年より少しだけ踏み込みながら、来年のエントリー時期になるまで考えます。