ひたちなかエンデューロ 2時間
魂の狂犬スーパー大工さんの渾身の走りにより、トップと52秒差まで詰めて3時間の部は2位で終了。
終了だけどスタートです。どうする事が 「勝ち」を我々の元へ呼び寄せる事が出来るのか?2時間の部 スタートまで考えます。。。
ウソです。意外とすんなり決まりました。
当初はスーパー大工さんにスタートをお任せする予定でしたが、渾身の走りを見せてくれた棟梁にこれ以上負担をかける訳には。棟梁からの申し出もあり、スタートはドラ猫がw
終いには、走行時間均等割りのルールさえも済し崩しにする発言が彼女様から。。。
スタート前にトイレに行った時に グローブが無い事に気付き荷物置き場へ。。あれ??緊張してんのか??
はい。。緊張しました。スタート前にはイメトレしてましたからね。
そうは言っても、スタートしてしまえばヤル事なんて決まってる。ライバルチームの所在確認のみ。単機で逃げ出した人と、その後方には2名の逃げ。そして集団。その集団の自分の周りにはライバルチームの気配は無い。いつでも前に移動出来るように集団左側に位置取り。
外周路になったところでグリーンサイクルのYさんが前の集団へのジャンプアップを目論みアタック。とっさに反応してしまい一緒に前の小集団に合流。その時、何人の集団になったのか記憶には無いのだが、しばらくするとYさんも居なくなり、自分含めた3人の小集団。一人はソロ。一人はチーム。私はチーム。。。
チームか。。。ゼッケンは???
!!!!ライバルチームやんけ!!!!
これはマズイ!非常にマズイ!!一緒に走っている限り絶対に負ける。どうにかせねば。とはいっても、アタックをかけて逃げ切るほど実力は無い。参った。
かくなるうえは。
ライバルチームに見つからない事を願うばかりw
後方の大集団も我々の小集団を容認したようで安定した間隔が確立された。次はとにかく長くスピードを維持したまま走り続ける事。そのためには協力を仰がねばなりません。「ねぇ~上手く回して行きませんか??」と話しかけると
「ソロなんですよ~」と「俺、チームだから途中でピットインしちゃいます」との御答え。それに対し「あ!俺、そのトップチームを追いかけてるチームの者です」
俺のバカ野郎。見つからない事を優先すべきなのに自ら名乗り出るとは本当に馬鹿だろwww
大集団との距離を計りながら次走者の棟梁との交代のタイミングを考える。
交代した後 ラクに集団復帰出来るように自分なりにベストのタイミングを選択したつもりで交代。
よし!観戦じゃ。って交代して間もないのに集団に復帰どころか、集団から飛び出して暴走してる棟梁wwww 凄過ぎます。
棟梁の暴走は収まる事無く彼女様へとバトンタッチ。今度は彼女様がガッツある走りで集団から離される事無く最終周まで喰らい付いていたが、最後の最後でパワーにモノ言わせた男性陣に引きちぎられはしたようですがゴールラインを超えるまで踏み切ってくれました。
残るはライバルチームが何秒後にゴールしてくるか?!棟梁が携帯で時間を計り教えてくれる。
30秒経過
45秒経過!
ぎゃ~~~~~!!ライバルチーム見えた!来たーー!いや!来るな!!
52秒経過!!!
彼女様がゴールしてから58秒後にライバルチーム ゴール。
棟梁曰く「たぶん大丈夫!6秒差位で勝てたはずです!」
たぶん勝った。でも、正式リザルトが出るまで安心は出来ない。期待しているから長い時間。
勝てた!2時間でも勝てたし、キングの部でも6秒差で勝てた。自分の力不足を皆が挽回してくれた。応援って形で力をくれた多くの仲間達。皆の支えがあってゴールを目指す楽しさを改めて実感したシーズンインであり最終戦の ひたちなかエンデューロ